中学受験生のための国語講座

小学生は算数より国語に重点を置くべき理由


小学校の6年間は子どもの成長の変化が最も著しい期間です。同じ学校内にまだ満足に言いたいことを伝えられない1年生から、かなり大人びた発言をする6年生が一緒に生活していますよね。
しかし、ここで1つ気になることがあります。それは、「1年生の子が6年生の子のようにスラスラと言いたいことが自由に話せるようになるのはいつ頃からか?」ということです。


結論から先に言うと、明確な時期ははっきりとしません。3年生で言いたいことをスラスラ話せるようになる子もいるし、4年生でもスラスラ話せない子がいるので、個人差が非常に大きいのです。

その差は当然文章を読むことにも顕著に表れます。
我々は頻繁に成績が良くない小学生のお子さんにも多く出会いますが、成績が良くないお子さんに共通しているのが、まず、文章が読めません。

例えば、「きょうのてんきははれです。」という文を見たとき、成長の早いお子さんは大人と同じように「今日の天気は晴れです。」と理解した上で読むことができます。
しかし、成長の遅れているお子さんは「きょ・う・の・て・ん・き・は・は・れ・で・す。」と、読むには読めますが、文字を追う程度にしか読めません。自分で「きょ・う」と読んでも、その言葉が、「今日」という単語とリンクしないのです。もちろん、「今日」という単語をその子が知らないわけではありません。

こういう子に算数の文章題が苦手だからと、算数の文章題の指導をしても効果がないのは一目瞭然です。だから、まずは国語力アップが重要になるのです。
国語で重要なのはまずは音読です。問題を解く云々よりも正確に読むこと、正確に早く読めるようにすることを重視します。ここでいう正確とは、「飛ばし読みをさせない、単語を単語として理解して読ませることです。」これの手を抜いてはいけません。
こういった基本的な練習の積み重ねが、算数の文章題や今後の勉強に生きていくのです。

当塾の国語指導は勉強の本質を考え、基礎基本の練習を大切にして指導をしています。
スポーツと同じです。どのスポーツも基本を欠いてはアスリートにはなれません。
上辺だけのインパクトや見た目、やり方を真似るだけでは一流にはなれないということと同じです。

指導の詳細


指導形態 個別指導(最大1:2)
指導講師 

塾長

指導対象

大分大附属中、大分豊府中、大分向陽中、大分中を受験する小学校6年生

指導回数 月3回 1回120分
指導日時

曜日:土曜日または日曜日に相談の上実施。

時間:同上

費用

 月謝:22,000円(税込)

その他入会時に入会金と教材費が必要です。